3Dフードプリンタからの未来予測がひど過ぎる件
こんにちは! 源氏山楼のよいこです。
今日こんなとんでもない記事が人気エントリーになっていました。
外食産業を喰い尽くす、3Dプリンタの破壊力 | 外食 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
近年普及し始めている3Dプリンタ。
3Dデータから立体物を作成できる機器ですね。
なんとこれの料理バージョンが開発されようとしているというのです。
たんぱく質とか脂肪とかの栄養素の粉末から、自動的に料理を作ってくれる。
そんなこと出来たらすごいですよね。
そしてこの記事によれば、そんな機械が出来て各家庭に普及したら、美味しいものがなんでも家で食べられるようになるから、外食産業が危ない! というのです。
技術革新が進み、料理を忠実に再現できる3Dフードプリンタが一般家庭に普及した場合、「家で食べられない料理を外に食べに行く」という動機が希薄になると考えられる。3Dフードプリンタさえあれば、自宅で食べたいものを自由に食べられるからだ。外食に行く動機が「食べるため」から、「上質なサービスを受けるため」に変化するかもしれない。外食店では料理の内容よりもサービスや雰囲気が重視される時代がやってくる可能性がある。
なんとこの人は、飲食店に行く動機が「美味しいものを食べるため」だけだと思っているのです!
実際にはそうではないですよね。
子どもにとって、いくらお母さんの作る料理が美味しかったとしても、休日に家族でファミレスに出かけるのは楽しいものです。
学校帰りに友達と制服でマックに行くのが青春です。
仲間と居酒屋で飲み明かしたり、
恋人とレストランで幸せな時間を過ごしたり…
外食に行く目的はむしろ「食べること」以外にあることの方が多いのです。
また飲食店にはこうした食を通じたコミュニケーションの場としての価値の他に、この記事が言うような「サービス」や「雰囲気」という価値も含まれます。
ただしそれはこの先の時代に重視されるものではなく、すでに最初から重視されています。
食べログなどのグルメサイトには店内の雰囲気を伝える写真が必ず載っているし、口コミには料理の評価以外にサービス面についての記述が多くなされています。
少なくとも私はグルメな舌を持っていないので、料理よりも雰囲気やサービスを重視します。
「食」の価値は、ただ美味しい思いをすることだけではないのです。
また外食ということだけでなく、私は家でも、大切な人に自分が作った料理を食べてもらいたいです。
楽しい料理でみんながhappyになれることを願っています。
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