特注ケースでコンテンツの本質が見えた
こんにちは! 源氏山楼のよいこです。
カメラの揺れを安定化させる、「MoVI M5」という装置があるのですが、それを入れるためのケースを特注で作りました。
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その紹介動画をアップしました。
MoVI M5の特注ケース紹介します!アルミより軽いFRP素材!カメラケース/オーダーメイド 【開封動画】 - YouTube
ケースをつくってくれたイチカワ西東京の方も動画に出演してくださいました。
なにかを入れるためのケースというものは、よく考えると不思議な存在である気がします。
このMoVIのケースなんて、素材や設計に細部までこだわっていて、
使いやすさや、収納物の保護性に優れており、デザインだって美しい。
このケース自体が、ひとつの作品です。
しかしその作品は、対象となる収納物が無ければ、この世に存在し得なかったのです。
このケースの形や機能はすべてMoVIありきで決定付けられています。
こんなに素晴らしい作品なのに、収納物に随伴する存在でしかない。
それ自体の主張を出すことよりも、いかに収納物に対応できているかで、作品の価値が決まるのです。
すごくかわいいデザインのケースでも、入れようと思ってたものとサイズが合っていなかったら、使いようがありません。
もしかしたら、私たちがなにか作品をつくるときも、すべてにおいて同じことが言えるのかもしれない。
自分の作品はひとつの独立した存在だと思い込み、つい言いたいことや個性を主張しようとしてしまうけど、それが受け取る人のニーズに合っていなければ価値がありません。
私たちは、世の中のニーズに合ったケースを作っていかなければならない。
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